「お」や「御」を付ける基準(Quoraの回答より)
2026年4月15日
https://qr.ae/pFIhnI
国文法で丁寧語と呼ばれるものです。これらは宮中の女官言葉でした。それゆえにこれらに基準を求めるとなれば、1.古くからあるもの、2.身近なもの(当時)になります。食品に「お」や「ご(御)」をつける基準は、実は厳密なルールがあるわけではありません。・ 伝統的な「女房言葉」の名残りが最も大きな理由です。上品で優雅に話すための隠語のような言葉(女房言葉)が流行しました。
• もともとの言葉に「お」をつけたもの
• おでん(田楽)、おむすび(結び)
• 「お」をつけて下部を省略したもの
• おさつ(さつまいも)、おなす(なすび)
大根は古くから日本人の食卓に欠かせない重要な野菜だったため、「お大根」としてこの文化の中で定着しました。一方、はんぺんは江戸時代以降に広く普及した加工食品であるため、女房言葉の濾過器を通るには時宜を逃しました。
2. 音の響き(語呂の良さ)
日本語には、耳で聞いたときに「心地よい」「発音しやすい」と感じるリズムがあります。
• 和語(日本古来の言葉)には「お」がつきやすい
• お米、お肉、お魚、お野菜、お豆腐
• 漢語(中国から伝わった言葉)には「ご」がつきやすい
• ご飯、御膳
• 外来語には基本的につかない
• おトマト、おハンバーグ、おラーメンとは言いませんよね。
また、文字数が少なすぎる言葉(「お肉」「お酢」など)は、そのまま単音で呼ぶとぶっきらぼうに聞こえるため、「お」をつけて言葉の座りを良くする傾向があります。
3. 高級感・ありがたみ
その食品が貴重であったか、あるいは神事やハレの日の食事(行事食)に関係しているかどうかも影響します。
• 命の源である「お米」「ご飯」
• お正月に欠かせない「お餅」
これらは感謝や敬意を込めて「お」や「ご」が定着しました。
「はんぺん」や「ちくわ」などは、庶民の日常的なお惣菜・練り物として親しまれてきたため、あえて美化して呼ぶ必要性が薄かったと言えます。日常的に使う言葉なのに、言われてみると「確かに!」と膝を打つ疑問ですね。食品に「お」や「ご(御)」をつける基準は、実は厳密なルールがあるわけではありません。ですが、**歴史的な背景、言葉の響き、そして「その食品がかつてどう扱われていたか」**といういくつかの力学が働いています。
※意外かもしれませんが「おいしい」もこれらと同じです。「お=ていねい」+「いし=うまい」です。

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